NURO光は関東地区限定でのインターネット光回線サービスですが、テレビCMを流したりweb広告でも頻繁にみかけるようになりました。
※関西・東海地区でもサービスの提供を開始しました。
今回比較するのは、インターネットを世間に知らしめたと言っても過言でないSoftBankがサービスするSoftBank光です。
既にソフトバンクのスマホをお持ちのユーザーも最後まで読んでみると意外と知らないかった事があるかもしれません。
NURO光とSoftBank光を比較
SoftBankはご存知のように携帯電話会社を持ち、巨大ポータルサイトYahoo!JAPANやご存じヤフオクを運営する会社です。
しかし、インターネット光回線サービスに関しては、NTTの光回線を借りてサービスしています。
実はNURO光もNTTから光回線を借りているので、光回線ケーブルの違いは両社ともまったくなく同じ物を使ってます。違いはインターネットに接続する装置の違いです。
基本サービス
NURO光とSoftBank光の基本サービスを比較します。
NURO光のインターネット光回線の基本サービスはオプションが少なく単純なので、ホームページを1回見れば内容がある程度わかります。
しかし、ソフトバンク光の料金プランのページは入り組んで分かりにくい作りになっていて、肝心な部分がイマイチはっきり書いてありません。まあ、僕が分からないだけかもしれませんが、理解するのにちょっと時間が必要です。
なんとか分かりやすくまとめるとこうなります。
NURO光 | SoftBank光 | |
通信速度(下り最大) | 2Gbps | 1Gbps |
プロバイダ料金 | 込み(So-Net) | 込み(Yahoo!BB) |
無線LAN | 無料 | 300円 |
セキュリティサービス | 無料 | 320円から |
ひかり電話 | 500円(月額基本料) | 467円から(月額基本料) |
テレビ | 1500円(月額)から、関東地区限定サービス | 660円(月額) |
インターネットを最低限不満なく使うとなると、このくらいのプランは必須だと感じますが、両社ともほぼ似たような内容になってます。
違いは、NURO光は無線LANとセキュリティサービスが無料ですが、ソフトバンク光では有料になります。
ソフトバンク光はこの他にもタブレットレンタルパックやNetflix動画配信サービスなどなど数多くのオプションが用意されています。
1戸建て基本料金プラン比較
NURO光の料金プランは1戸建てとマンション(集合住宅)の2種類に分かれており、契約期間は2年間の縛りがあります。
ソフトバンク光には2年自動更新と5年自動更新プランがあります。しかし、5年契約ってかなりやりすぎな感じがしますね…
プラン | NURO光 | SoftBank光(2年更新) | SoftBank光(5年更新) |
月額基本料金 | 4,743円 | 5,200円 | 4,700円 |
基本工事費 | 40,000円 | 24,000円 | 24,000円 |
契約手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
契約期間 | 2年 | 2年 | 5年 |
契約解除料 | 9,500円 | 9,500円 | 15,000円 |
表を見ても分かるように、基本工事費以外はどちらも同じ様な料金プランなんですが、最近のキャンペーンを調べると、両社ともに新規契約で基本工事費無料キャンペーンを実施しているので、工事費については考えなくても良いと思います(もちろん各種条件があります)。
マンション(集合住宅)プラン比較
NURO光のマンション(集合住宅)プランはかなり厳しい制約があり、同じマンションで利用する世帯を最低4人以上集めないと契約出来ません。
しかし、4人以上集まれば段階的に月額料金が安くなり、4人だと月額2500円のところが、10人以上契約すると月額1900円まで安くなります。
※3人以下で一定期間をすぎるとNURO光サービスは解除になります。
プラン | NURO光 | SoftBank光 |
月額基本料金 | 4人2,500円
10人1,900円 |
3,800円 |
基本工事費 | 40,000円 | 24,000円 |
契約手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
契約期間 | 2年 | 2年 |
契約解除料 | 9,500円 | 9,500円 |
ソフトバンク光は2年自動更新の固定料金3,800円になり、フレッツ光などにある契約世帯数別の段階的な割引料金プランはありません。
現実問題として、NURO光はマンションに導入するのにハードルが高すぎるし、ソフトバンク光は料金的な魅力が少なく、フレッツ光の方がむしろお得です。
ソフトバンク光はフレッツ光からの転用(光回線はそのままで契約だけ変える)は簡単に出来るので、スマホ料金からインターネット光回線料金すべてをソフトバンクに統一したいや、フレッツ光で不満があるようでしたら乗り換えるのも手段です。