NURO光とフレッツ光(NTT東日本）の基本料金プラン比較

NURO光は今のところ関東・関西・東海地区限定でのインターネット光回線サービスですが、これからインターネット光回線を自宅に引きたい、乗り換えたいって方には十分検討する価値があるサービスです。

そこで、日本最大のインターネット光回線サービスであるフレッツ光とNURO光を比較してみました。

どちらにしようかお悩みの方は最後まで読めば、選ぶべき方向が見えるはずです。

NURO光とNTT東日本フレッツ光比較

フレッツ光はNTT東・西日本が提供するインターネット光回線サービスなんですが、実はNURO光はNTTが持つ光回線網を使ったサービスなんです。

でも、なんで速度がフレッツ光よりも速いのかというと、ちょっと難しいので詳しくは説明しませんが、通信速度は光ケーブルで決まるのではなくその他の通信機器や通信方式で決まります。

なので、NURO光はNTTの光回線は借りてるが、インターネット通信設備はNURO独自の物を使っているのです。

ちょっと話がそれましたが、両社の基本サービスを比較します。

基本サービス

フレッツ光はNTT東日本・西日本でサービスが変わります。

ここではNTT東日本の基本サービスを元に比較していきます。

通信速度は両社とも1Gbpsを超えているので、自宅でネット動画サービスを利用したりネットゲームをしたりとストレス無く使えます。

ただ、NURO光は回線速度の絶対値が2倍ある為、フレッツ光よりもより速度が出やすい環境ではあります。

注目すべきはプロバイダ料金で、インターネットは光回線と契約するだけでは使えません。それを使えるようにするのがプロバイダで、簡単にいえばインターネットへの出入り口みたいなものです。

NURO光はプロバイダを選べずSo-Net（ソネット）のみになりますが、フレッツ光は10社以上のプロバイダから選べます。

プロバイダによってもサービスが変わるので、料金も500円～1200円（月額）と開きがあります。

インターネットには欠かせないセキュリティサービスはNURO光は無料で5台、フレッツ光は有料になりますが3台まで使えそれ以上は追加料金になります。

インターネットテレビサービスは、NURO光は関東地区限定ですがサービスを開始します。フレッツ光は地上デジタル放送対応で月額1000円にチューナーレンタル月額500円の合計1500円で使えます。

1戸建て基本料金プラン比較

最近のインターネット光回線サービスは基本料金を安くする代わりに2年契約・更新にして、途中で解約すると解約手数料を貰うものがほとんどです。

NURO光は比較的分かりやすいプラン形態で基本2年契約・更新になります。

フレッツ光も2年契約・更新なのですが、割引が入り組んでいて分かりにくいのが特徴です。

フレッツ光の注意点は『ギガ推し！割引』では、契約から30か月まで月々300円割引するサービスなんですが、30か月以降は割引更新などはなくそこで終わってしまうサービスなんです。

なので、31か月目からは月額基本料金が4,900円になるんです。

NURO光は基本工事費がフレッツ光に比べてかなり高いんですが、実際の工事費は工事費割引キャンペーンが適用され30か月分割払いでまるっと値引きされるので実質無料になります。

マンション（集合住宅）プラン比較

NURO光のマンション（集合住宅）プランはかなり厳しい制約があり、同じマンションで利用する世帯を最低4人以上集めないと契約すら出来ません。

しかし、4人以上集まれば段階的に月額料金が安くなり、4人だと月額2500円のところが、10人以上契約すると月額1900円まで安くなります。

かなり安いんですが、こえなければならないハードルは低くは無いですよね。

※3人以下で一定期間をすぎるとNURO光サービスは解除になります。

マンションに限って言えば、フレッツ光やauひかりが強いです。先行サービスとして、インフラ投資をしてきた結果ですね。

ただし、契約数が多い大規模マンションなどでは夜間などのピーク時には回線の混雑などで通信速度が遅くなる可能性もあります。

NURO光はフレッツ光に比べて後発のインターネット光回線サービスになるので、料金としては魅力ですが、現実問題としてはマンション導入は厳しいかもしれません。

比較まとめ

NURO光の2Gbpsの通信速度や基本料金の部分ではかなり魅力的ですが、現実問題として関東地区限定の1戸建ての方限定サービスになるかもしれません。

新しいマンション分譲などでしたらNURO光を導入できるチャンスかもしれませんが、4人以上の契約者を集めるのも大変です。

逆に言えば関東地域の1戸建てに住んでいてNURO光を選ばないのはもったいないのかもしれません。