ADSL回線がインターネット光回線よりもお得な場所と使い方

基本的にインターネット光回線、中でもNURO光を推していますが、最近ではすっかり聞かなくなったメタルケーブルを使うADSLも住んでる場所や使い方によってはインターネット光回線に比べてかなりお得だったりするんです。

料金的にもインターネット光回線に比べてかなりお安くなるので、通信費を安く抑えたいとお考えの方は一度は検討してみても良いサービスです。

ADSL回線のお得な使い方

今さら感がありますが、ADSL回線とは電話回線（メタルケーブル）を利用したインターネット接続サービスです。

光回線との違いは、光回線は通信ケーブルに光ファーバーを使用していますが、ADSLはメタリック通信線（メタルケーブル）を使っています。

ADSLは遅い遅いと言われてますが、実際は速くもあるし遅くもあります。

ADSL回線は基地局に近ければ近いほど通信速度は速く、基地局から1㎞くらいまでの距離が最も速度が出ますが、それ以降は急激に速度が低下していきます。

これはPCとサーバー間をやり取りする信号が電話回線を通過中に電気信号が減衰していくからです。

なので遅い遅いと、遅い評判になってしまったわけはこの基地局から遠い契約者がADSLの特性をあまり理解せずに騒いでいたわけなんですね。

僕も基地局から3km離れた場所で契約していましたが、どんなに速くても5Mbpsくらいしか出なかったのも事実ですが…

運良く？交換基地局に近ければ普通にインターネットに接続して使うには問題ない程度の速度は出ます。

ADSLの通信速度の契約で上限速度は変わりますが、50M契約であれば基地局から1km前後にお住いの方なら35Mbps程度の速度は出るので、動画配信サービスをストレスなく視聴するのも可能です。

インターネットを快適に視聴できる通信速度の目安ですが、

僕が最大5Mbpsしか出ないADSL回線でもYoutubeのHD動画やAmazonプライムのフルHD動画を見れたので、35Mbpsもあれば全然余裕で使えます。

※Youtubeなどの動画配信サービスの通信方法は断続的にまとまった量のデータをダウンロードするので、回線に余裕があるほど快適に視聴できます。

ADSL回線の欠点は基地局から遠くなるほど通信速度が低下するのがあげられますが、その他にも上がり速度遅いのがあります。

しかしインターネットユーザーはデータをアップロードするよりも、ダウンロードしてコンテンツを楽しむ方が圧倒的に多いのでそれほど問題になりません。

なのでADSLサービスは上り回線速度を犠牲にして下り回線速度を上げているので、仕方がない部分です。

ただ最近では、グーグルやAmazonなどインターネットサービス大手が無料クラウド保存サービス等をやっているので、大量の画像や動画をアップロードしようとするとADSLのアップロード速度だとかなり無理な感じになります…って無理だと思います。

それとこれから始まる4K動画配信にも注意が必要です。

4K動画はフルHD動画に比べて4倍のデータ量が必要なため、最低でも20Mbpsはないとまともに視聴できない可能性があります。

さらに家族が多い世帯ですと、スマホ、オンラインゲーム、テレビ配信と同時に何台もの機器をインターネットに接続する可能性があります。

もし、全員が動画を見たらかなり大変ことになるのは想像に難くないですね。

インターネット光回線サービスは安いところでも月額4,743円～と結構いいお値段がしますが、現在最も安いYahoo!BBのADSLサービスは12M契約で月額1,800円ちょっとになりかなり安くなりますね。

2年契約・更新のYahoo! BB バリュープランになります。通常プランはそれほどお得ではなく、1年程度使えば途中違約金を払ってでもバリュープランの方がお得になります。