『Wi-Fi』と『LTE』『4G』との違い。しらなきゃ恥ずかしいインターネット通信のホント

Wi-Fi LTEの違いについて インターネット基礎知識

スマホでインターネット通信していると「Wi-Fiだから速いよね」とか、「LTEだからちょっと遅いよね」って言ってる人をたまに見かけます。

そこで、ちょっと質問して「なんでWi-Fiだと速くて、LTEだと遅いの?」って聞いてみると、「光だから?」とか「アンテナじゃないから速い」とか、なかなか面白い答えが返ってきます。

さすがにあまりにも知らなさすぎると恥ずかしいので、人に聞かれても恥ずかしくない程度に、しかも超簡単に説明するので読んでみてください。

Wi-FiもLTEも同じ電波です

Wi-FiもLTEも光通信ではありません。電波でデータをやり取りしています。

Wi-Fiだから速いって事もないですし、LTEだから遅いって事もありません。

Wi-Fiでなんでインターネットできるの?

Wi-Fiとはインターネットをする為の電波ではなく、複数のデジタル機器を電波で繋げる技術です。

じゃあなんでネットに繋がるの???ってなりますが、それはスマホとWi-Fi接続した無線LANやWi-Fiルーターがインターネット回線に繋がっているからです。

超簡単に視覚的文字解説すると、

スマホ→電波→Wi-Fiルーター→インターネット光回線→プロバイダ→WEBサイト(YouTube等)

になります。

LTEってなんだ?

LTEとは高速無線通信規格(電波を使う)の一種で3G通信から4G通信の橋渡し的な役割として生まれた名称で、実質的には4G通信として認識されています。

4G通信は大きなデータ(最大200Mbps以上)を送れるのでYouTube等の動画がサクサク見れます。

LTE≒4G

と覚えておいてください。

で、なんでこのLTEでインターネットに接続できるのかを超視覚的文字解説すると、

スマホ→電波→LTEドコモ基地局等→インターネット光回線→プロバイダ→WEBサイト(YouTube等)

になります。

簡単でしょ。決してスマホから光が出て通信しているわけではありません。

Wi-Fiだから速いLTEだから遅いって事はなく、通信する場所、時間、データ通信制限、回線の混雑などで速度は全然変わってしまいます。

とりあえずこれだけ覚えておけばバッチリOKで、もう人に聞かれても恥ずかしくないです。

もう少し突っ込んで知りたい方は、もうちょっと読んでみてください。

Wi-Fiも使ってLTEも使う場合もある

さっきはWi-FiとLTEから直接インターネット光回線に繋がるケースでしたが、違うケースもあります。

たまに聞いたりして知ってるかもしれませんが、

  • Wimax
  • テザリング

が、ちょっと違うケースになります。

Wimaxって?

WimaxとはWi-Fiを使ってインターネット光回線を使わずにインターネットに接続するサービスですが、さっきまでの説明でもうお分かりですよね?

スマホとWimaxとはWi-Fiで接続しますが、その先はLTEを使ってLTE基地局に繋がります。

スマホ→Wi-Fi電波→Wimaxルーター→LTE電波→LTE基地局→インターネット光回線→プロバイダ→WEBサイト(YouTube等)

そうなんで、Wi-Fi通信もLTE通信も両方使ってインターネットに接続しているんですね。

 

もちろんWimaxルーターの中にはLTE通信するためのSIMが入っています。

テザリングって?

テザリングとはスマホなどの無線通信装置を持った機器をWi-Fiルーター同様にアクセスポイントとして使う方法です。

一般的にはLTE通信出来ない機器をスマホを使ってインターネットに接続することを指します。

超簡単に説明すると、

Wi-Fiだけのタブレット→Wi-Fi電波→スマホ→<LTE電波→LTE基地局→インターネット光回線→プロバイダ→WEBサイト(YouTube等)

って流れになります。

タブレットとスマホのWi-Fi接続は無料ですが、スマホのパケットは消費するので通信費には注意が必要です。

 

本当はもっと細かいルールがあるんですが、とりあえず色付きの囲み部分だけ覚えておけば誰に聞かれても、説明しても恥ずかしくないレベルになれると思います。

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