『SOFTBank Air』と『NURO光』の基本サービスと料金プラン比較

インターネット光回線のような設置工事や面倒な設定が必要なく、お手軽簡単にインターネットにつながるのが『SoftBank Air』です。

似たようなサービスではWiMAX2なんかがあります。

そこで今回は、開通までに時間がかかるし、工事は2回あるし、マンション導入にはハードルが高い事で有名なインターネット光回線『NURO光』と超お手軽設置で簡単開通の『SoftBank Air』を比較してみます。

SoftBank AirとNURO光を比較

『SoftBank Air』とはNTTの持つ光回線ケーブルを使わずにLTE回線を使用して高速インターネット接続が可能なサービスです。

自宅にAirターミナルと呼ばれるホームルーター（持ち運び出来ない据え置き型Wi-Fiルーター）を置くだけでその日から使えます。

インターネット光回線のような導入工事が無いため、工事の立ち合いやそのために予定を空ける必要もありません。

『SoftBank Air』の目玉はなんと言ってもデータ通信が容量制限なしの使いたい放題なところです。

気になる通信速度は最新のAirターミナル3ならTDD-LTE回線で下り最大350Mbpsもの速度を発揮します。

ただ注意点がいくつかあり、公式サイトにある※印の注意小文字を拾うと…

などと書いてあるので、ちょっと詳しく説明します。

最大速度350Mbpsとはシステム上の速度で、実際はベストエフォート（最大努力）値になるので、350Mbpsがフルに出る事はありません。

高速通信可能エリアは順次拡大中らしいのですが、今のところ都市部に限定されます。

ここが注目ポイントなんですが、LTE回線が混雑する時間帯では通信速度が制限されるようです。どの程度まで制限されるのかについては公式サイトには書いてないので、ハッキリとした事は分かりませんが、5Mbps程度まで落ちるとの情報もあります。

あんまり遅くなるようだと、映画やYoutubeなどの動画が途切れたり、大容量のゲームコンテンツのダウンロードに時間がかかりすぎるなどの悪影響があります。

NURO光はNTT光ケーブルを利用したインターネット光回線で、下り最大速度2Gbpsとインターネット光回線他社よりも安い利用料金を武器に関東地区、関西地区、東海地区限定でサービスを展開しています。

『SoftBank Air』はLTE回線のホームルーターを設置するだけでスグに使えますが、NURO光は、

の、2回の工事が必要でどちらとも立ち合いが必要で、工事期間はおよそ3週間～1か月程度かかります。

なので、スグにインターネット回線を使いたい方には不便です。

インターネットを快適に使うための基本的なサービスと料金を比較しました。

プロバイダはソフトバンクAirはもちろんYahoo!BBになり、NURO光はSo-Netになります。

※Yahoo!BBには有料のプレミアム・スタンダードのオプションサービスがありますが、これに加入しなくてもインターネットは使えますので注意して下さい。

『SoftBank Air』はホームルーター（Airターミナル）がレンタルと買い取り（58,320円）を選べるので、比較しやすいように両方記載しました。

買い取りの場合は一括購入よりも、割賦購入（分割払い）にすれば月々1,620円×36か月間に月月割りが適用されて実質無料で使えます。

レンタルの場合はホームルーターレンタル料が月々490円かかります。